緩和ケア口伝―現場で広がるコツとご法度(19)腹水貯留やサルコペニアによる立位動作困難を緩和する方法─車椅子や便座の補高について 2018.01.15 吉田 奈美江 (カレスサッポロ時計台記念クリニック) ● 腹水貯留やサルコペニアによる立位動作困難には,椅子や便座の補高の工夫が有用である。 ● ADL低下に関連するスピリチュアルペインには,自助具等の工夫で自立性の維持を支援できる可能性がある。 ● 理学療法士,作業療法士等を交えた多職種での協働が患者の笑顔につながる。 この記事の続きは、下記書籍からお読みいただけます。 Vol.28 No.1 緩和ケア 2018年1月号 早期からの緩和ケア コトハジメ 2010年にTemelらの「早期からの緩和ケア」の比較試験がNew England Journal of Medicineに発表され,国際的に大きな反響を呼んだ。しかし,臨床現場でどのように実践に落とし込むかは,ほとんど議論されてこなかった。本特集では,まず「早期からの緩和ケア」と「診断時からの緩和ケア」という言葉を改めて整理する。次に,日本において有効と思われる「診断時からの緩和ケア」の臨床モデルを考え,それらの臨床モデルが国内でどのように実践されているのか,どのような課題や改善点があるのかについて,実例にもとづいて紹介する。 詳細を見る ツイート