平野和恵
がん研究会有明病院 緩和ケアセンター医療連携部
2013年4月,姑(当時89歳)が,デイサービスで呼吸停止となり,ちょうど滞在先にいた嘱託医に蘇生され,一命を救われた。その後病院に搬送され,「蘇生後低酸素性脳症」の診断を受けた。昏睡状態が数日間続いた後,覚醒はしたものの,意思疎通は困難で,身体状態も四肢麻痺に近く,いわゆる「寝たきり要介護状態」だった。主治医からは,今後の回復は困難で,予後1カ月程度と説明を受けた。
平野和恵
がん研究会有明病院 緩和ケアセンター医療連携部
2013年4月,姑(当時89歳)が,デイサービスで呼吸停止となり,ちょうど滞在先にいた嘱託医に蘇生され,一命を救われた。その後病院に搬送され,「蘇生後低酸素性脳症」の診断を受けた。昏睡状態が数日間続いた後,覚醒はしたものの,意思疎通は困難で,身体状態も四肢麻痺に近く,いわゆる「寝たきり要介護状態」だった。主治医からは,今後の回復は困難で,予後1カ月程度と説明を受けた。
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