わが国では,がん患者を親にもつ子どもへのケアに関して,厚生労働省支援事業であるHope Tree などの活動が始まっているが,患者と配偶者への支援は十分とはいえない。
今回,学童期の子どもを抱える終末期肺がん患者の家族ケアを行うため,家族力動を評価し,親を支援する経験をしたので,緩和ケアにおける臨床心理士の関わり方を検討し,報告する。
わが国では,がん患者を親にもつ子どもへのケアに関して,厚生労働省支援事業であるHope Tree などの活動が始まっているが,患者と配偶者への支援は十分とはいえない。
今回,学童期の子どもを抱える終末期肺がん患者の家族ケアを行うため,家族力動を評価し,親を支援する経験をしたので,緩和ケアにおける臨床心理士の関わり方を検討し,報告する。
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