がん終末期の患者は,全身状態の悪化やセルフケアが困難な状況が加わり,治療によって生じる口腔トラブル以外に,口臭や舌苔などが生じやすい。口臭は不快感が強く,患者だけでなく家族もつらい思いをすることがあり,コミュニケーションを困難にすることもある。患者の尊厳を維持するためにも,口腔ケアは重要な意味をもっている。
よく遭遇する場面の看護ベーシックに立ち返る
口腔ケアの基本と口腔トラブルへの対応
2013.01.15
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