緩和ケアにおけるソーシャルワークを志し1986年東札幌病院へ入職,気がつけば確かに長く,緩和ケア病棟を中心に緩和ケアに携わってきた。しかしそれは「長く携わるためのコツ」とはかけ離れた,愚直な実践の積み重ねであったと感じる。一筋縄ではいかなかったことは事実である。今一度,苦しかったものを見据え,そこから今に続く中で何を経験し,何が助けになったのか。そしてここを実践場としているのはなぜなのか,を考えたい。そこから緩和ケアに携わる魅力が伝わるのではと考える。
緩和ケアに携わる人の“つらさ”と癒し
緩和ケアに長く携わるコツ その方の人生の大切な時を共にする―緩和ケアにおけるソーシャルワーク 実践を積み重ねて
2012.11.15
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