緩和ケア認定看護師は,2011年11月時点で1,100名となり,がん患者の増加と多死時代を迎える今,緩和ケアの質を高めるために中核的役割を担うことが期待されている。しかし,認定看護分野専任で働く認定看護師は少なく,管理職の兼務や交代勤務の中で時間外労働による活動を行い,時間的制約などの問題から本来の役割を発揮しにくいのが現状である。このような中で,緩和ケア認定看護師が担う具体的な役割認識を明らかにし,その役割認識と背景との関連を明らかにすることは重要である。
調査報告
緩和ケア認定看護師の役割認識と背景との関連
2012.11.15
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