終末期には,身体症状の増悪や合併症,全身状態の悪化を伴いやすく,リハビリを継続するか否か悩む場面も多い。たとえば,「患者・家族は継続を希望するが,訓練にて,かえって疼痛や呼吸困難などの身体症状が増強してしまう」「せん妄が強く,訓練ができない」「意識障害により,患者の希望や意思が確認できない状況の中,いつまで関節可動域訓練やマッサージを継続するか」といった葛藤がある。
「やめどき」について悩む場面―これまで行っていた治療・ケアを続けるのかやめるのか?
リハビリテーション
2015.08.21
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