★★ホスピス緩和ケアの取り組み・現状・動向を詳細なデータを交えて解説★★
<編集>
木澤義之,志真泰夫,高宮有介,恒藤 暁,宮下光令
<企画担当>
辻 哲也
【本書の内容】
緩和ケア主体の時期を中心にがんのリハビリテーションを取り巻くわが国の現状に関して、まず概説する。次に、おのおの職種からの視点で、緩和ケア主体の時期のがんのリハビリテーションの意義や取り組み状況、そしてこれから充実させていくために何が必要なのか、述べる。加えて、各地域において、それぞれのおかれている医療の状況や環境下で、緩和ケア主体の時期における、がんのリハビリテーションに対する施設における取り組み・工夫を紹介し、現状における課題を提示する。
第Ⅰ部 がんのリハビリテーションー緩和ケア主体の時期を中心に
1.わが国におけるがんのリハビリテーションの現状
A.診療・教育・研究の動向と今後の課題…辻 哲也
B.緩和ケア病棟におけるリハビリテーションの現状と課題…高島千敬
C.緩和ケアにおけるがんのリハビリテーションの実施状況と今後の課題…岡村 仁
2.緩和ケア主体の時期のリハビリテーションを充実させるために
A.医師からの視点
1)リハビリテーション科医の立場から…宮田知恵子
2)緩和ケア専門医の立場から…関根龍一
B.理学療法士からの視点…矢木健太郎
C.作業療法士からの視点…田尻寿子
D.言語聴覚士からの視点…安藤牧子
E.心理職からの視点…栗原幸江
3.各施設におけるがんのリハビリテーションの工夫ー緩和ケア主体の時期を中心に
A.病院診療(緩和ケア病棟・ホスピス)
1)緩和ケア病棟における終末期がん患者のADLとリハビリテーション診療…添田 遼,辻 哲也
2)当院のリハビリテーション部における緩和ケア病棟 での取り組み…岡安 健,三宅 智
B.在宅診療 在宅診療におけるがんのリハビリテーション…河原正典
4.データでみる日本の緩和ケア主体の時期のがんのリハビリテーションー遺族調査からの示唆
長谷川貴昭,明智龍男
第Ⅱ部 統計と解説
1.データでみる日本の緩和ケアの現状
平山英幸,升川研人,宮下光令
2.2020年度ホスピス緩和ケア週間
安部奈津子
3.緩和ケア関連の資料