がんと向き合う方(患者と家族)へのサポートプログラムのAtoZ
がん患者と家族のためのサポートプログラムに取り組むにあたって、その基本や実際を詳細に解説。コミュニケーションやグループでの話し合いの進め方など、実際場面で当面するさまざまな問題について蓄積した体験を踏まえ具体的に記述。「がんを知って歩む会」が十年来実践してきたサポートプログラムのエッセンスをあますところなく紹介。
臨床や教育の場で大いに活用できるサポートプログラムの入門・実践の一冊。
1)がん患者と家族のサポートプログラムの概要
2)がん患者と家族のサポートプログラムの意義および特徴
1がん患者と家族のサポートプログラムとは
2がん患者とセルフヘルプグループ-サポートグループとの共通点と相違点
3日本におけるサポートグループ
4アメリカにおけるサポートグループ
3)「がんを知って歩む会」とサポートプログラム
1「がんを知って歩む会」の特色
2「がんを知って歩む会」のプログラムの概要
3参加者が伝えてくれたサポートの効果
4)ファシリテーターの役割とトレーニング
1ファシリテーターとは
2ファシリテーターの役割
3ファシリテーターに求められる資質
4コミュニケーションのトレーニング
5ロールプレイによる研修
6サブ・ファシリテーターの役割
5)「がんを知って歩む会」のはじめ方、進め方および留意点
1グループの立ち上げーそのとき何を考えるか
2「がんを知って歩む会」をはじめる準備
3全セッションを通しての進行
4各セッション展開における留意点
5ファシリテーター実践上のポイント-実際に当面する問題場面への対応
6「がんを知って歩む会」の歩みと実践
6)サポートプログラムの課題と展望
あとがき