目次
第I部 家族ケア ─各領域からの視点
I-1 看護学分野における家族ケア 畠山とも子
I-2 サイコオンコロジー分野の家族ケア 小川朝生
I-3 「家族ケア」のスピリチュアリティ 伊藤高章
I-4 文化人類学からみた家族ケア 磯野真穂
I-5 心理学からみた家族ケア 吉田沙蘭
第II部 シチュエーションに沿った各専門家の家族ケアベストプラクティス
Ⅱ-1 家族が本人に病状を伝えたくないとき 医師の立場から 大前隆仁/木澤義之
Ⅱ-2 家族内で治療やケアに対する考えが違うとき がん看護の視点から 花出正美
Ⅱ-3 家族内で治療やケアに対する意見に違いがあるとき 地域看護の視点から 小笠原利枝
Ⅱ-4 病状の説明を受けた後,家族の揺らぎが大きいとき 精神看護の視点から 林田由美子
Ⅱ-5 病状の説明を受け,不安が増したとき がん看護の視点から 林ゑり子
Ⅱ-6 病状の説明を受けて揺らぐとき 心理士の立場から 枷場美穂
Ⅱ-7 患者の病状が落ち着かないとき 病院看護師の立場から 児玉久仁子
Ⅱ-8 患者の病状が落ち着かないとき 訪問看護師の立場から 倉持雅代
Ⅱ-9 家族が遠方でなかなか会えないとき 老年者の場合 花房由美子
Ⅱ-10 家族が遠方でなかなか会えないとき医療ソーシャルワーカーの立場から 福地智巴
Ⅱ-11 死の準備期にあって 家族の立場から ブラブマン一未
Ⅱ-12 死の準備期にあって がん看護の立場から 渡邉直美
Ⅱ-13 死の準備期にあって スピリチュアルケアの視点から 井口真紀子
Ⅱ-14 遺族になられたとき 心理士の視点から 栗原幸江
Ⅱ-15 遺族になられたとき 訪問看護の立場から 船越政江
Ⅱ-16 急遽入院したとき 重篤時の場合 始関千加子
Ⅱ-17 認知症患者が終末期を迎えるとき 患者が高齢者の場合 田道智治井口章子
Ⅱ-18 認知症患者が終末期を迎えるとき 精神看護の視点から 谷島和美
Ⅱ-19 家族性のがんと診断されたとき がん看護の視点から 村上好恵
Ⅱ-20 家族性のがんと診断されたとき 遺伝カウンセラーの立場から 四元淳子
Ⅱ-21 家族性のがんと診断されたとき 遺伝看護専門看護師の視点から 鴨川七重
Ⅱ-22 病態の進行が抑えきれない状態で挙児希望のとき がん看護の視点から 渡邊知映
Ⅱ-23 病態の進行が抑えきれない状態で挙児希望のとき 生殖看護の視点から 阿部正子
Ⅱ-24 病態の進行が抑えきれない状態で挙児希望のとき 治療・産科からの視点 北野敦子
Ⅱ-25 未就学児の子どもに病状(病気)を伝えたくないとき チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)の視点から 大久保香織小澤美和
Ⅱ-26 面会に来なくなった思春期の子どもがいるとき 小児看護の立場から 大塚香
第III部 シチュエーションに沿った魔法の言葉
Ⅲ-1 家族の力を引き出すとき 「意見は違っても患者を思う気持ちは同じ」 児玉久仁子
Ⅲ-2 家族にお別れの心構えを促すとき 岩本ゆり
Ⅲ-3 患者の病態が悪化してきたとき 西智宏
Ⅲ-4 急速に病態が進行し,緊迫しているとき 中山祐紀子
Ⅲ-5 患者のそばでどうしたらいいのかわからなくなっているとき 宇野さつき
Ⅲ-6 患者や家族に緊張感がみられるとき マイペースに目を向けよう 加藤真樹子
Ⅲ-7 終末期せん妄が出てきたとき 前川智子
第IV部 コメンタリー ─私が考える家族ケア
Ⅳ-1 「緩和ケア医ががんになって」考える家族ケアとは 大橋洋平
Ⅳ-2 在宅ケア分野と相談支援から考える緩和ケア領域の家族ケア 秋山正子
Ⅳ-3 さまざまな経験から考える緩和ケア領域の家族ケアとは 田村恵子
Ⅳ-4 医師・看護師へ家族からのメッセージ 人生終わりの日々に 家族との落ち着いた交流を 村上紀美子