作業療法のエビデンス―Evidence Based Occupational Therapy
序文 竹林 崇 003
第1章 リハビリテーションにおけるEBM,EBP
1 EBMの歴史 横山広樹 008
2 EBPとEBOTの定義 大藤勇貴 012
3 EBPとEBOTの障壁 高野大貴 016
4 EBPとEBOTの手続き
(1)Step1:疑問・問題の定式化 吉江 巧 020
(2)Step2:情報収集 佐藤恵美 025
(3)Step3:情報の批判的吟味 竹林 崇 030
(4)Step4:情報の対象者への適用 堀本拓究 035
(5)Step5:4 つのステップのフィードバック 庵本直矢 040
第2章 疾患別エビデンスベースのアプローチ
1 脳卒中
(1)脳卒中のアウトカム:全身(ADLも含む) 原 修平 046
(2)脳卒中のアウトカム:上肢 有時由晋 051
(3)上肢機能アプローチ 野口貴弘・岸 優斗 055
(4)高次脳機能障害 宝田 光 061
(5)歩行 森屋崇史 065
(6)運動失調 小林直樹 070
(7)感覚障害 石川弘明 073
(8)ADL 宮下栄輝 077
(9)脳卒中後の自動車運転 天内將広 081
2 パーキンソン病
(1)パーキンソン病のアウトカム 須藤 淳 084
(2)パーキンソン病の作業療法 前田正憲 088
3 認知症 <br>
(1)認知症のアウトカム 岡 徳之 092
(2)認知症の作業療法 劉 濤 096
4 頭部外傷
頭部外傷のアウトカムと作業療法 金子隆生・秋葉 周 100
5 整形外科疾患
(1)関節リウマチのアウトカムと作業療法 小渕浩平 105
(2)上肢・手指の骨折のアウトカムと作業療法 嶋田隆一 110
第3章 EBPの実践報告
1 脳血管疾患におけるEBPの実践
目標設定をもとに多職種との役割分担を明確にしたうえでEBPを実践した症例 庵本直矢 116
2 認知症におけるEBPの実践
抑うつ症状に対してライフレビューを行った認知症高齢者の1例─ADL改善までの経過 田中寛之 121