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編集:太田睦美,土井勝幸
発行:OT組織マネジメントネットワーク
作業療法士が組織のリーダー(係長、課長、所長、学科長など)になる機会が増えてきました。実に喜ばしいことです。が、その任を遂行する上で苦慮されている方が多くいるようです。
私達作業療法士は、顧客に直接介入する作業療法の知識や技術については一生懸命学んできました。組織マネジメントに関する知識や方法についてはあまり学んできませんでした。学ぶ機会もほとんどなかったため、苦慮されているのも当然のことと思われます。
近年、日本の社会保障制度は、制度や仕組みが詳細になり、多職種間連携や関係機関間連携の推進が叫ばれ、そのための仕組みや書式等が整備されてきました。その結果、専門職個々人の努力だけでは対応できず、組織としての取り組みが不可欠となってきました。つまり、制度化された仕組みや基準などに即対応し、それを組織として、如何に速やかに日常業務化していくかが求められ・問われる時代となってきました。
また、日本の社会保障財政の逼迫に伴い、報酬の引き締めが続いている状況の中で、それぞれの法人が生き残りをかけ、収支管理など財政面に関する要求が高まってきています。作業療法部門においても経営・管理することの必要性が強くなってきています。
このような現状を踏まえ、作業療法士がリーダーとして組織をマネジメントする際に、基本的に把握しておくべき事についてまとめましたので、ご紹介します。
(「はじめに」より)
はじめに
第一章 確認
(一)組織 2/(二)事業 4/(三)マネジメント 5/(四)チーム・マネジメント 7/(五)リーダー 11/(六)お客様13/(七)位置と役割 15
(第二章 マネジメントの方法
一.計画的マネジメント 20
(一)状況を把握しましょう 22/(二)課題を抽出しましょう 29/(三)要因分析をしましょう 31/(四)計画を立てましょう 31/(五)やってみましょう 36/(六)結果検証 37
二.経験的マネジメント 38
(一)経験 38/(二)勘 41/(三)度胸 42
第三章 リスクマネジメント 43
一.苦情 43
(一)概要 44/(二)運用 44 (三)運用結果 47
二.ヒヤリハット 48
三.事故 48
四.感染対策 52
五.災害時対応 52
(一)予測 53/(二)対応策 53
第四章 日常業務
一.人の管理 57
(一)人材確保 58/(二)人材育成 60/(三)人事異動(適正配置) 61/(四)処遇・待遇 62/(五)安全と衛生 63
二.物の管理 63
(一)台帳管理 63/(二)5S 63
三.情報の管理 64
四.運営管理 64
五.お金の管理 64
第五章 リーダーとしての基本的行動
一.心のあり方 68
(一)清明な心 68/(二)哲学の心 69/(三)宗教心 69/(四)芸術心 70/
二.物事の考え方 70
(一)両性具有 70/(二)多様性 71/
三.行動のあり方
(一)修羅場から逃げない 72/(二)失敗に学ぶ 73/(三)ぶれない 73/(四)外に出る 74/(五)夢を語る 74
おわりに