雑誌紹介
2020年に改題した「臨床作業療法NOVA」は、雑誌であり、書籍でもあるという現代にマッチしたハイブリッドな存在です。基礎的で応用のきく技術や知識を学べ、潮流も見失わないという贅沢な望みを持っています。
NOVAは、これまでの「臨床作業療法」と違い、1冊まるごと特集(書籍のMOOKのように)として使えます。そして、基本的に知識と実践部分がおよそ半分ずつで構成されています。ただし、テーマによっては、読みやすく構成していることを優先させています。「臨床」と名前がついていますが、「臨床(出た時)のための」という意味でもあります。
年4冊の〔Platinum TEXT Library〕集を目指していて、臨床家のテキストとして、養成校のサブテキストとして使われることを期待しています。「臨床作業療法NOVA」は、養成校の学生が臨床に出る前に参考にするサブテキスト、現場ではテキストを目標にしております。
いわば、基礎知識やエビデンスと、基礎に基づいた実践が、痒いところに手が届くように盛り込まれています。長くそばに置いて自身の教科書として読んでいただければと思います。
創刊年:2004年1月
〔レベル3〕2020年3月(「臨床作業療法NOVA」誕生〈VOL.17より〉)
〔レベル2〕2007年1月(「臨床作業療法」に改題〈VOL.4より〉)
〔レベル1〕2004年1月(刊行当時の誌名は「精神認知とOT」〈VOL.1より〉)
発行形態
季刊行(年4回・3,6,9,12月、18日発行)
発行趣旨
「Platinum TEXT Library」の趣旨のもと、作業療法士を中心としたリハビリテーション専門職が至高至宝とする知識・臨床実践のためのテキストシリーズ
編集顧問
土井勝幸(介護老人保健施設せんだんの丘)
齋藤佑樹(仙台青葉学院短期大学)
過去の特集テーマ
2022年(Vol.19)【全号:電子ブックあり】
No.1 記憶障害と作業療法―エッセンシャル・ガイド
No.2 摂食嚥下障害作業療法-評価ガイド
No.3 作業療法と臨床判断
No.4 作業療法のエビデンス(EBO)
2021年(Vol.18)【全号:電子ブックあり】
No.1 当事者」と作業療法―障害や病の経験から学ぶ力を鍛える
No.2 摂食嚥下機能障害の作業療法―基本と臨床へのアプローチ
No.3 認知症の作業療法―観察ガイド
No.4 認知症の作業療法―観察ガイド
2020年(Vol.17)【全号:電子ブックあり】
No.1 作業療法マネジメント
No.2 作業療法と目標設定
No.3 イラストでわかる 生活動作と読み書き支援
No.4 作業のもつ力を活かす作業療法